GE School CLock 14.5"

日本語表記【GE　ゼネラルエレクトリック　壁掛け時計】

 １９６０年代～７０年代に流行したGEの壁掛け時計。サイズは１４．５インチ（直径約３７cm)ですので、現代の家庭用壁掛け時計と比べると、かなり大きめの部類になります。それもそのはず。当時、学校やオフィスなどの公共施設で広く使われていたことから、スクール・クロックとも呼ばれていました。プラスティックがまだ一般的な素材でなかった時代、 代わりにベイクライトと言う似たような素材がありましたが、時計本体にはそのベイクライトが使われています。またバブルドームと呼ばれる丸みを帯びて湾曲したガラスのカバーが、いかにも当時の製品の特徴で非常に人気があります。

 そしてやはり…アメリカ雑貨マニアにとってたまらないのが、「General Electric」のロゴ。さらには、「Made in USA」の文字。今ではアメリカ製品と言えども、そのほとんどが「Made in C～」（カナダではありません）ですので嬉しい限りです。

本体の色は、無骨な工業製品らしくブラウンやブラックで、秒針の色は赤いのと空色のものが存在しています。写真の製品は、えんじ色にペイントが施され、秒針は割と数が少ない空色のバージョンです。

またこれは、とても大事なことですが、多くのアメリカの家電製品と同じく、この製品も元々は60ヘルツの電源コード式ですので、そのまま日本国内で使用する場合、地域によっては（50ヘルツ地域の東日本では）正確に動かず、時計としての機能を果たさないことになります。 また古い電源コードなどをそのまま使用すると不具合を起こし火災の危険性もあります。そのためアメリカ製の古い時計を買う場合、ムーブメント自体を新品の電池式のものに交換するのが、鉄則です。

単三電池１本で正確に動き、故障の心配もないので、多くの人はそうします。ただし、ムーブメント交換には技術と費用が必要なので、交換しないまま売りに出している人が非常に多いのも事実です。また仮にムーブメント交換自体は出来たとしても、基本的には時計の針はムーブメントに合わせたものしか付かないので、折角のオリジナルの針が使用されず、見た目が大きく損なわれてしまうこともありますので、注意しましょう。

よろしければ、ヤフオクにて出品していますので、欲しい方はこちら↓↓↓でどうぞ。

既に売り切れの場合は、ごめんなさい。